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■「こきりこ節」の解説付き動画 [スタディ民謡・伝承音楽考]

富山県五箇山に伝わる「こきりこ節」について、実技をまじえて解説している動画がありました。
とてもよく解説されています。
今度、エスニック・キッチンでも演奏します。


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■「どや節~斎太郎節」風景(情景)を思い浮かべる資料 [スタディ民謡・伝承音楽考]

昨日の「あんず苑でのライブレポ-ト」の中で、曲の背景についてのミニ解説がなかなか好評だということを書きました。

民謡が自分の国の音楽でありながら、曲の背景も歌詞の意味も現代の生活とかけはなれてしまったので、ただ歌うだけでは意味が伝わらなくなってしまった。
日本民謡は、いまや決して身近な音楽とはいえなくなってしまい、特に子どもたちにとってはほとんど「異文化」同然なようです。

そんな中、第四小学校の六年生が、一年間の総合的な学習のまとめの中で「日本の民謡」の合唱に取り組もうとしています。
そのサポ-ト役をおおせつかったOH!ジ-ンズ一同張り切っておりますが、ただ曲を歌えるようにするだけでなく、歌詞を歌いながら、目の前に情景を思い浮かべられるようになってほしい!

そんな願いをこめて、「教材」ではないですが、資料を作ってみました。

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1.「どや節」と「斎太郎節」の歌詞を声に出して読み、風景を思い浮かべてみよう。詩のリズムを味わってみよう。
2.地図で場所(歌の舞台)を確認しよう
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どや節~斎太郎節 歌詞解説と地図(圧縮版).doc

漁船が帆掛け舟だった時代です。

義父の遺品のアルバムの中に、70年ほど前の松島の写真がたくさんありました。
まさに、帆掛け舟の時代です。
それをスキャナで取り込み、資料にしたものをここにアップしてあります。
http://tama-tokyo-action.blog.so-net.ne.jp/2011-10-15-4

昨年暮れに開催した、東北復興応援のチャリティーコンサートでは、みちのく風景展も同時開催し、これらの写真をパネルにして展示しました。
そのパネルも資料として、第四小学校の担当の先生にお渡ししてあります。

そうやって、ビジュアル的な資料を見てもなお、「真帆・片帆(まほ・かたほ)」「大鮪・小鮪(おおしび・こしび)」など、それだけでは意味のよくわからない言葉がでてきます。
それらをコンパクトに解説した資料にしてみましたが、これが直接、子どもたちに手渡される資料になるのかどうかはわかりません。まずは担当の先生にお渡ししてみましょう。
本当は子どもたちが自分で調べれば一番よいのでしょうけれど、その時間は多分ないでしょうね。

子どもたちのための資料というよりは、自分自身で曖昧モコとしていた部分が鮮明になりました。

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■大漁復活と復興を祈る「大漁唄い込み」 [スタディ民謡・伝承音楽考]

第四小学校の学習発表会で6年生が民謡合唱に取り組むことになり、OH!ジーンズが練習のお手伝いと本番の伴奏を担当することになりましたが、6年生の子どもたちの声に合わせてキーを決め、曲を覚えるための録音や、自主練習用のカラオケなどを作らなくてはなければなりません。
「どや節~斎太郎節」はOH!ジーンズでは沼下さんの持ち歌ですが、成人男子の中でも特に音域が低い沼下さんのキーでは子どもたちはとても歌えないので、曲を覚えるための歌と伴奏が両方はいった録音は、別のメンバーの唄で録音を作らないとなりません。

大畠さんのキーは沼下さんよりもだいぶ高いですが、それでも成年男子なので、小学生のキーよりもかなり低いのかも・・。
私のキーなら小学生でも行けるのかな??

この決定がちょっと難しいのですが、とりあえず、私は「どや節」と「斎太郎節」の両方を、きっちり歌えるようにしておかねばなりません。
というわけで、You Tubeで音源をいろいろあたっていたところ、復興を祈念した「大漁唄い込み」がたくさんアップされてるのを見つけました。
その中でも、特に心にしみたのが我妻桃也さんという方が歌う大漁唄い込み。
バックは掛け声だけの無伴奏の大漁唄い込みです。

三陸に大漁旗を!「我妻桃也の大漁唄い込み」


ちなみに、宮城県民謡「大漁唄い込み」は、

前唄:どや節→中唄:斎太郎節→後唄:遠島(としま)甚句

の3曲がメドレーで歌われる組曲ですが、前唄の「どや節」を省略して、2曲を続けたものを「大漁唄い込み」とすることが多いようです。
我妻桃也さんの大漁唄い込みも、「どや節」が省略された構成になっています。

三味線、笛、太鼓などで伴奏をつけるのが「民謡」みたいに思われがちですが、本来は無伴奏。
伴奏ナシで朗々と歌う名人が、地元には大勢いらっしゃる。

民謡を、もっぱら舞台で演奏することを常としている私たち。
でも、民謡は暮らしの中で歌い継がれてきた唄なのだということを、決して忘れちゃなんねえぞ。





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祖谷の粉ひき唄~平家落人の隠れ里に伝わる唄 [スタディ民謡・伝承音楽考]

6月29日、今年6回目のあんず苑でのライブの曲をそろそろ考えねば。
7/1の民謡の集まりには「こきりこ」を歌う予定なので、もう一曲は何か新曲をと思っています。

「広島酒造り唄」というのを譜面を見ながらはじめて練習してみましたが、これはまだ本番にあげるのは無理そう。
前に少しだけ練習した「祖谷の粉ひき唄」を歌ってみることにしました。

祖谷は平家の落人の隠れ里。
追手が迫ってきたら、橋を切って落とすために、かずらのつるで作ってある。
風も吹かないのにゆらゆら揺れる橋も、主(あなた)と渡れば怖くない・・・、という歌です。


You Tubeで探してみたら、民謡歌手が歌っているものもいくつかありましたが、若いころの森昌子さんが歌っているのがとても素敵。情感の表現がずば抜けています。
祖谷の粉ひき唄 森昌子


もうひとつ、面白いのを見つけました。ちょっとミステリアスな仕立てになってます。
祖谷の粉ひき唄/まほろ Vo:濱田真実

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秋田おばこ~咲かねば日陰の色紅葉 [スタディ民謡・伝承音楽考]

民謡の歌詞。
これがなかなかクセモノ。
地方の方言がはいっているとはいえ日本語であって、ほぼ現代語であるにもかかわらず、意味がよくわからないものが非常に多い。
ある意味、外国語の歌詞よりもわかりにくいかもしれません。

不思議なことに、”何々流”などという民謡の流派の社会では、歌詞の意味をとことん調べて理解するということがあまり熱心には行われていないようです。
なぜなのかよくわかりませんが、歌を聞いただけでは歌詞の意味がほとんどわからないにもかかわらず、歌詞研究が少ないので、私にとっても謎のままの歌詞がたくさんあります。

「民謡・伝承音楽考」というカテゴリを作って、「日本の民謡の歌詞の意味」を含めて、さまざまな民族音楽、伝承音楽について考えてみたいと思います。
解説ではなく、ああだこうだと考えるページです。
あちこちのブログやホームページに時々書き散らかしたものもあるので、おいおいここにまとめてみたいと思います。

まずは手始めに、久々に歌うことになった「秋田おばこ」(秋田県民謡)について。
歌詞をとりあえず三番まで挙げてみました。
簡単なようでいて、なんだかよくわからない歌詞です。

----------------
<歌詞>
1.おばこナー(ハイハイ) 何ぼになる(ハイハイ)
 この年暮らせば 十と七つ(ハァ オイサカサッサ オバコダオバコダ)

2.十七ナー おばこなど 何しに花コなど 咲かねどナ

3.咲けばナー 実もヤ生る 咲かねば日陰の 色紅葉
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一番は、「娘さんよ、歳はいくつになるんだい?」と問いかけられて、「この年を暮らせば十七歳になります」と答えています。
昔の年齢は、お正月に一斉にひとつ歳をとったわけだから、「この年を暮らせば」ということは、「次のお正月が来れば」という意味でしょうね。
正月が来たら17歳、ということは今、かぞえで16歳、満にすれば15歳。

二番が謎です。
十七歳だとわかった娘っこに話しかけています。
「十七歳なら娘盛り、なぜに花を咲かせないの」
花を咲かせるというのは、恋するという意味でしょうね。

で、三番です。
「恋して花が咲けば実もなる」はわかるけど、「花が咲かなければ、日陰の色もみじ。」って・・。
「おばこに花が咲かなけりゃ、実もならず、日陰のもみじで終わっちゃうよ」とか言っているわけ。

要するに、ナンパの歌ですか?
それに、色もみじだって上等だよねえ。

しかし、少し歌の背景を紐解いてみますと、「秋田おばこ節」の起源伝説というのがあって、秋田県の田沢村に流れてきた上野国(こうずけのくに)の浪人弥生兵庫之介の息子弥兵衛と、土地の豪農源七の末娘(おばこ)の悲恋物語であると伝え残されているそう。

豪農源七の末娘はどうなったのでしょうねえ。花咲くこともなく、一生を終えてしまったのでしょうか。
こんな悲恋を偲んだ歌だとすると、若さの輝きをいとおしむような、また別の情感が湧いてくるような気もしますが、この伝説についてはまたちょっと調べてみましょう。

わからないものといえば、「オイサカサッサ」のようなお囃子。
いろいろな種類のオハヤシがありますが、意味は定かでなく、ヘブライ語ではないかといわれているものも結構たくさんあるのですよ。

「秋田おばこ」には、とても素敵な踊りがついていて、日本の踊りを習う会でも、この秋田おばこの踊りを習いました。
教えてくれたのは、男の体育の先生でしたが、乙女以上に乙女らしい踊りを踊る人でした。
生徒のほうは、20歳代後半以上、40歳代くらいまででした。
かすりの着物に赤い前掛け、茜色のタスキ、脚絆に手甲、頭には手ぬぐいを姉さんかぶりといういでたちで踊ります。
「秋田おばこ」の踊りは30歳以上は禁止!とかいいながら、みんな踊ってましたね。
私はその頃、もう40歳は過ぎていましたが、衣装をつけた自分の姿の鏡でみて、「わあ、めんこい」とか言っていました。なつかしいなあ。
いうまでもなく女性の踊りですが、踊りの会では男性も踊っていました。
男性が長半纏など着て、女性とペアで踊るのもよいものです。

You Tubeより。正真正銘の娘さんが歌って踊っている「秋田おばこ」。由利高校民謡部の乙女たちの「秋田おばこ」です。


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